副業リスク管理ラボです。
eBay輸出において、発送外注を入れると楽になります。
・梱包しなくていい
・発送しなくていい
・時間が空く
一見すると合理的です。
ただ、ここで一つ問題が起きます。
それは送料が読めなくなるということです。
そしてこれが赤字の起点になります。
この記事では、発送代行で起きる「ブラックボックス化」と、そこから送料負けに繋がる構造を整理します。
《この記事で分かること》
・なぜ外注で送料がズレるのか
・ブラックボックス化の正体
・見積もりが崩れる原因
・外注で見るべき基準
結論:丸投げした瞬間に“検証できなくなる”
先に結論です。
外注の問題はこれです。
自分で確認できなくなる。
どういうことか。
・どのサイズで梱包されるのか
・どの重量で出されるのか
・なぜその送料になったのか
これが分からないわけです。
この状態になると見積もりが“再現できない”ということになります。
こうなると発送前に手を打つことや改善することができなくなります。
これが発送代行のブラックボックス化です。
なぜ送料がズレるのか
そもそも何故送料がズレるのでしょうか。
原因はシンプルです。
・容積重量
・実重量
・梱包サイズ
・実物を見ず、公称データのみを鵜呑みにする
この4つが変わるからです。
例えば
容積重量が1.2キロで実重量が0.8キロの製品を発送しようとします。
しかし、治安の悪い発送地域や価格帯によっては緩衝材が増えたり、箱が大きくなるなど梱包方法が変わります。
すると、容積重量が2キロを超えてしまう。
つまり、サイズが変わってしまいます。
結果、送料が変わってしまいます。
問題はここから
外注だとこのズレに気づけないのです。
自分で発送していれば大きすぎる、重すぎるとその場で気づけば梱包の工夫ができます。
でも外注だと数字だけ届いたり、請求だけ来てあとから発覚するということが起きます。
つまり、過程が見えないということになります。
この状態だと
・なぜ高いのか分からない
・どこでズレたか分からない
この修正ができないのです。
高額商品で一気に赤字になる
これが少額商品ならまだリカバリーがききますが、ここで高重量、高額商品が絡んだ場合どうでしょうか。
・送料が高い
・返品時は往復になる
・1件の影響が大きい
この状態で見積もりがズレたり、
返品が発生したら一発で赤字になる恐れがあります。
しかも日々売上が立っていたり、
利益が出ているように見えたりするため気づかないということになります。
この流れで詰まります。
よくある勘違い
ここでよくあるズレを紹介します。
外注すれば安定する
→ 一概に安定だけではないです。
外注は作業は安定しますが、
コストはしっかり管理しないと不安定になります。
発送代行はプロだから大丈夫
→ 大丈夫ではない。
発送代行もピンからキリまであります。
株式会社化して規模大きくやっているところもあれば
家族経営の小さな発送代行もあります。
特にこちらの利益など気にはしていません。
効率重視ですから契約してからも逐一すり合わせが大事です。
じゃあどうするか
ここで初めて対策です。
ラインを持ち、報告してもらう
これは特に容積重量に関してですね。
梱包前に採寸をお願いしておく商品を決めておく。
キロ数をある程度決めて、
商品のメモに入れて発送代行の人にも分かるようにしておく。
採寸してもらって梱包の打ち合わせをする。
事前に写真を撮ってもらう
サイズが怪しい商品、採寸をお願いした商品の写真を事前にもらいましょう。
それだけで梱包のイメージを共有しやすくなります。
余談ですが、高額商品はあとでいちゃもんをつけられることもあるので、
梱包をビデオに残しておいてもらうというのも有効です。
見積もりを複数取る
一社だけに依存せず、何社か見積もりを取るようにしましょう。
価格や保管料だけ見ても、会社により結構開きがあります。
また、柔軟な対応をしてくれそうかなどもやり取りの中で見極めた方がいいです。
相手のやり方を押し付けるところはトラブルの元になります。
送料が崩れる構造は
→ まだ送料計算ミスってるの?|eBayで送料が合わない理由(発送代行で詰んだ話)
で整理しています。
外注の話はここに繋がります。
→ 高額商品で赤字になるのはなぜ?送料と返金で崩れる構造
→ サーチャージは読めない前提でいい|eBay送料が崩れる理由
Q&A
Q. 発送代行を使うと必ず赤字になりますか?
A. 必ずではありません。ただし、送料の内訳を把握できない状態で使うと赤字になる確率は上がります。
Q. なぜ送料が急に高くなるのですか?
A. 容積重量や梱包サイズが想定より大きくなっているためです。
Q. 一番危ない状態は何ですか?
A. 送料が高くなった理由を説明できないまま回している状態です。
Q. まず何から見直すべきですか?
A. 梱包サイズと重量の確認を、自分の管理に戻すことです。
まとめ
発送代行で送料が崩れる理由は明確です。
・梱包の中身が見えない
・サイズや重量の変化を把握できない
・理由が分からないまま請求だけが来る
この状態で回し続けると、どこかで必ず赤字になります。
問題は送料ではありません。
見えないまま回していることです。
ここまで読んで
「見えるようにすれば防げる」
そう思ったなら、一度立ち止まってください。
自分も同じ状態でした。
・送料のズレは分かっていた
・違和感もあった
・でも回っていた
だから止めなかった。
そのまま回し続けて、最終的に150万円以上の借金になりました。
問題は外注ではありません。
見えない状態のまま、回し続けたことです。
その流れはすべてここに書いています。
→ 「売上が伸びるほど資金が死ぬ」構造|eBayで借金した側が語るキャッシュフローの現実

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