副業リスク管理ラボです。
副業は続けることが大事と言われますが、
すべてのケースで続けることが正解とは限りません。
副業で退場する人の判断ミスについては
「副業で退場する人の判断ミス」で整理しています。
「もうやめようかな…」
そんな声が聞こえてきますね。
この記事を読んでいるということは、今副業をやめるかどうか検討されている人かと思います。
やめようと思う理由は色々あることでしょう。
まずは一度、冷静に自分を顧みることが大事です。
辞めるべきタイミング。
むしろもう底を抜けて上に上がるだけのタイミング。
そこはやめ時ではなく、実はもう上がり出す手前かもしれませんよ。
ビジネスは右肩上がりの直線ではなく、曲線を描くように進むというのが一般的です。
あなたが退くか進むか。
これはピンチにもチャンスにもなり得るのです。
目の前のチャンスを棒に振らないようにこの記事を読んでぜひもう一度検討してみてください。
今回は副業を辞めた身として、副業をやめるべきタイミングについて整理していきます。
≪この記事で分かること≫
1. 副業をやめるべきタイミングの判断基準
2. 停滞なのか撤退なのかを見極める視点
3. 続けるべき負けと、やめるべき負けの違い
① 資金が回らなくなっている
副業で一番危険なのは資金が回らなくなることです。
例えば
・クレジットカードの支払いが膨らむ
・資金が回らなくなる
・借入で回している
こうした状況です。
売上があるかどうかよりも、資金が回っているかの方が重要です。
以前の記事で、事業には赤字を掘るフェーズが必ずあると言いました。
しかし、借金をして首が回らなくなるまで赤字を掘り続けろと言っているわけではありません。
手持ちの軍資金の範囲で赤字を掘る構造があると言いたいのです。
無謀と策略は違います。
ただの借金は人生に大きな失点を作ることになります。
それを会社員で働きながら返すだけの人生になります。
返す当てのない無謀な借金をしてまで副業をやるのはやめましょう。
副業では売上があっても資金が苦しくなるケースがあります。
この構造については
「売上が増えたのにお金がない理由|利益とキャッシュフローのズレ」をご覧ください。
② 精神的に追い込まれている
副業は
本業 ↔ 生活 ↔ 副業
このバランスで成り立っています。
しかし
・常に不安
・睡眠が取れない
・生活に影響が出ている
こうした状態が続く場合は、一度立ち止まる判断も必要です。
副業は人生の手段であり、人生そのものではありません。
ただのサラリーマンで貯金も30万くらいしかなかった人間が、返す宛てのない借金を200万抱えた時、本当に眠れませんでした。
このままどうなってしまうのだろう。
何も思いつかないんですよね。
ずーっと頭の中をぐるぐるお金のことが回っていました。
余談ですが、そんな時やらないといけないことは二つしかないんですよね。
頭を下げて肩代わりしてもらい金を返すか、自己破産。
あの痛みは初めて経験するものでした。
あの時、救いの手を差し伸べてくれた人には感謝しかありません。
この話はまた詳しくしたいと思います。
③ 学びや改善が止まっている
副業を続ける意味があるかどうかは、成長しているかでも判断できるなと思います。
例えば
・新しい知識が増えている
・改善を繰り返している
・経験値が積み上がっている
別に自己成長がどうとか言いたいわけじゃないんですよ。
事業を続けていくのに情熱がちゃんとありますか、ということを言いたいのです。
最新のトレンドを押さえていますか?
プラットフォームの新しい規約を理解していますか?
昨日より良くするには何をしたらいいか考えていますか?
何故赤字が生まれたのか考えていますか?
こうした状態がないなら停滞期の可能性があります。
そして、同じ失敗を繰り返している、何も変わっていないこの状態は、撤退を検討するサインでもあると思います。
④ 志が曖昧になっている
副業を続ける上で実は大事なのが志です。
志というと大げさに聞こえるかもしれません。
しかし
・なぜ副業をやるのか
・何のために稼ぐのか
・どう生きたいのか
ここが曖昧になると困難が来たときに踏ん張れません。
志がなくなると、ただ苦しい作業になります。
周りのせいにして辞める理由を作り、成功している人を妬み出します。
こうなると、どんな世界においても成功などしないというのは、お分かりいただけることでしょう。
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ここまでは やめるべきサイン の話です。
しかし、副業には逆に続けるべき負けというものもあると思っています。
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⑤ 負けているが勝ち筋が見えている場合
ここは少し大事な話です。
副業では、負けているのに続けるべきタイミングもあるよなと今なら思うのです。
例えば
・赤字の理由が説明できる
・改善ポイントが見えている
・再現性のある仮説がある
こういう状態です。
つまり
負けている=やめるべき
とは限らないのです。
負けているが勝ち筋が見えている。
そう感じるときもあります。
むしろ
・周りにやっている人がいない
・理解されない
・孤独
こういう状況の方が多いかもしれません。
ただしここで重要なのは、感覚ではなく構造で説明できるかです。
・赤字の理由
・改善ポイント
・回収の仮説
これを説明できるかどうかです。
補足すると、赤字とはお金だけに限りません。
時間も同じです。
こんなことやって意味あるのか?
休みに仲のいい人と遊ぶ方が価値が高くないか?
確かに、結果が出なければ費やした時間は一見無駄になると考えるでしょう。
しかし、これは何のためにやっているのか。
何故こんなに時間を割かないといけないのか。
その理由を説明できれば、続ける意味はあると思っています。
更に、やった経験は必ず未来のどこかで繋がってきます。
例えば私の場合、資金事故や副業での失敗の経験があったからこそ、今こうして副業リスクについて伝えられることがあります。
赤字を掘り続けた経験が、今このブログのテーマにも繋がっています。
つまり、現状の行動の理由を説明できるなら、それは撤退ではなく 投資フェーズ かもしれません。
Q&A
Q1. 副業は続けた方がいいのでしょうか?
状況によります。
資金が回っていて学びがあるなら停滞期の可能性があります。
しかし資金が減り続けている場合は、一度立ち止まる判断も必要です。
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Q2. 副業をやめるのは逃げですか?
必ずしもそうではありません。
撤退も戦略の一つです。
重要なのは感情ではなく、状況で判断することです。
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Q3. 赤字でも続けるべき場合はありますか?
あります。
赤字の理由が説明でき、改善の仮説がある場合は投資フェーズの可能性があります。
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Q4. 副業をやめたら経験は無駄になりますか?
無駄にはなりません。
副業で得た経験や知識は、その後の仕事やビジネスに活きることもあります。
まとめ
副業をやめるべきタイミングには、いくつかの判断基準があります。
・資金が回らない
・精神的に追い込まれている
・学びや改善が止まっている
・志が曖昧になっている
こうした状態が重なっている場合は、撤退を検討するタイミングかもしれません。
ただし、副業では負けている=やめる
とは限りません。
例えば
・赤字の理由が説明できる
・改善ポイントが見えている
・回収の仮説がある
こうした場合は、それは単なる失敗ではなく
投資フェーズ の可能性もあります。
重要なのは感覚ではなく構造で判断することです。
なぜ負けているのか。
改善できるのか。
勝ち筋はあるのか。
これを説明できるなら、続ける意味はあります。
逆に、それを説明できないなら一度立ち止まる判断も必要です。
副業は続ける勇気も、退く勇気も、どちらも必要な世界です。
判断が遅れると、最終的に借金問題につながることもあります。
詳しくは
「副業で借金を抱える人のパターン」を参考にしてください。
私自身は、この失敗を経て構造を一番重要視するようになりました。
このブログでは、そのための具体的な方法も整理しています。

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